こんにちは。
オンライン家庭教師の伊藤文嗣です。
- 算数や数学で、計算問題はよくできるのに、文章題となると全くできない…
- 文章題ができるようになるにはどどうしたらいいのだろう…
- 何か文章題が得意になる、いい勉強法はないだろうか…
- どうすれば文章題ができるようになるのだろう…
- もう中学生・高校生だけど、なんとかなるのだろうか…
今日はそんな疑問にお答えします。
- 本記事の内容は
- 文章題が苦手なのは読解力がないからです
- 読解力を上げるには「読む」こと
- 読み方にコツがあります
本日お話しする内容は、
文章題が苦手どころか、マンガすら読まなかった子どもが、読書が好きになって、3ヶ月で結果が出た方法です。
そう言えば、その子はおすすめの本まで紹介してくれるようになったな。
今日はそんなボクの経験から、文章題が苦手なお子さんへの対処法をお伝えします。
文章題が苦手なのは読解力がないからです

結論を言うと、文章題を解くために一番必要なスキルは『読解力』です。
というのも、読解力がないと、そもそも問題で何を問われているかさえわからないからです。
例えば、証明問題。
三角形の合同条件、図形の定理、面積の公式など覚えていても、問題の内容を理解できなければ何を証明するのかわかりません。
長さが等しい証明なのか、面積が同じことの証明なのか、そこを文章から読み解く力、『読解力』がなければ解答を考えることもできません。
ここまで読んでみて、公式を覚えたり、考える能力を身につけたりすることも大切と思われるかもしれません。
でも、公式、考える能力、これらは、問題を解くための道具にすぎません。
読解力がなければ、公式や定理などの道具があっても、どの道具を使えばいいかがわかりません。
だから、文章題を解くために一番必要なスキルは『読解力』なのです。
読解力を上げるには「読む」こと

では、読解力を上げるにはどうしたらいいのでしょうか?
元も子もない話ですが、それは文章を「読む」ことです。
読解力は筋力に似ています。
数日で一気につけることはできません。
毎日コツコツ継続しなければつきません。
その人にとって正しいやり方があり、下手なやり方をするとかえって害になることもあります。
プロテインを飲むなど、効果的な方法が存在します。
筋力をつけるなら正しいやり方での筋トレ。
読解力をつける”筋トレ”に当たるのが『読む』ことなのです。
また、筋トレ同様、読むことも量だけでなく『質』が必要です。
量をこなせばいい、というわけではありません。
読み方にコツがあります

ということなので、読解力を効率良くつける読み方があります。
問題を音読をする
まず『音読』です。
文章を音読することで内容を”正確に”理解できるようになるだけではありません。
”速く”理解することの助けになります。
家で勉強する時は、問題を音読しましょう。
文章題が苦手なお子さんには『3回』繰り返し音読をするようにさせましょう。
これだけで読解力のつき方が全く違ってきますよ。
読む教材を選ぶ
国語でも数学でも、学校の文章題は『読み物』としては面白くもなく、質が高いものでもありません。
だから、読解力をつけるために読むなら、”何を読むか”も大切です。
そこで、おすすめなのが、新聞の『社説』です。
理由は3つあります。
ひとつ目は、質がよく、『型』が決まっています。
社説は、結局は、世間の問題に対して、その新聞社がどうあるべきと考えているか主張する文章です。
なので、最終的には
『○○という問題に対して、我が社は××と考える』
という形にまとめられます。
この『まとめ』を作ろうと考えながらよんで、『まとめ』を実際作ることで読解力が効率よくつくのです。
ふたつ目は、1回完結の毎日手に入る読み物だからです。
毎日、違った話題が提供されます。
筋トレと同じで、『毎日』読み続けることが大切なのです。
みっつ目は、時事問題に強くなれることです。
新聞社は、新聞を読んでもらうために、今一番大切なことについて社説を書きます。
仮に、その内容がわからなければ、Googleで検索するなどして、調べて勉強するきっかけになります。
しかも毎日やるので自然と時事問題への関心と力がついていきます。
この社説を使った方法は、
マンガすら読まなかった子どもが、読解力がついて文章題を得意になっただけでなく、本好きになって、ボクにオススメの本を紹介するまでになった方法です。
詳細はこちらの記事を参照ください。
(新聞の勧誘みたいですが)まずは『3週間』やってみましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございます。