こんにちは。
オンライン家庭教師の伊藤文嗣です。
この時期、参考書コーナーに行くと、赤本と呼ばれる過去問が目に付くようになります。
赤本は大学受験用ですが、高校受験用にも過去問がまとめられて売っていたりします。
さて、この過去問
- いつからやったらいいのか?
- 何年分やったらいいのか?
- どう使えばいいのか?正しい使い方がわからない
と、いろいろ知りたいことはありませんか?
- 本記事の内容は
- 過去問はいつからやるの? 今でしょ
- 過去問は5年分やるのがベスト
- 過去問を使った正しい勉強の仕方
についてとなります。
5年のオンライン家庭教師として、数々の受験生を指導してきましたが、過去問は宝の山でした。
ラスト3ヶ月で一気に伸びた子は、みんな過去問を上手に使っていました。
過去問を上手に使えば合格へのあとひと伸びとなることは間違いありません。
過去問はいつからやるの?…今でしょ!

過去問をやるなら、とにかく『今』です。
それは、現時点の状態・実力を把握することができるからです。
例えば、中3、高3生は、まだ習ってないところが過去問の中には当然あります。
それがどんな内容で、試験問題の内どれくらいの割合をしめているのかを把握するだけでも、今すぐやる意味があります。
今後どんな内容を重点的に勉強すればいいのかがわかることは、残された時間が少ない今、貴重な情報となります。
「でも、ぜんぜんできなくて自信をうしなってしまったらどうしよう」
と思うかもしれません。
それでも、現状と知ることのメリットは、その不安に比べてかなり大きいです。
だから、過去問をやるなら『今すぐ』やることです。
”過去問は5年分やる”がベスト

過去問は5年分やるのがベストです。
というのも、各校それぞれ試験には傾向があります。
そして、その傾向を知るには5年分くらいやらないとわかりません。
一方で、問題の傾向は少しずつ変わっているものです。
だから5年以上前の問題は傾向を知るという意味では、あまり役にたちません。
そこに時間をかけるより、過去5年分の問題を繰り返すことに時間を使った方が効果があります。
だから、過去問は5年分、と思ってください。
過去問を使った正しい勉強の仕方

まずはやる。ただし、時間を計ること
ということで、今すぐ過去問を始めましょう。
ただし、必ず時間を計ってください。
今すぐ過去問をやる最大の目的は今の実力を知ること。
今の実力でやるとどれくらい時間がかかるのか知ることも大事なことです。
マルをつける
とにかく、採点、マルつけしましょう。
解説は読まなくていいです。
採点するだけです。
(解説を読まないで)間違えたところをやり直す
採点が終わったら、まだ解説を見てはいけません。
ざっくりと何割くらいか考えてみましょう。
過去問は配点までは開示されてないことが多いのでその場合はざっくりでかまいません。
そして、すぐに間違えた問題を解説を見ないでやり直してみましょう。
時間をかけてじっくりと。
参考書で似たような問題を探して、それを見ながらやり直すのもいいでしょう。
解説を読む
ここまでやってすべての問題の解説を見てみましょう。
できたところも解説を読んでください。
そして、解説を読んでもわからないところ、つまり、まだ習ってないところがどれくらいの割合なのか把握しましょう。
いかがですか?
過去問は効率よく合格点をとるために非常に大事です。
過去問が大切な理由は以下の記事も読んでみてください。
残り少ない期間、効率良く勉強して合格を目指しましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございます。