こんにちは。
勉強嫌いなこどもに
勉強の面白さを伝えるオンライン家庭教師、
成績アッププランナー伊藤文嗣です。
さて、今日は受験生のバイブル、『赤本』、
つまり『過去問』の大切さ
について書きます。
この記事を読めば、
- 『過去問』の大切な理由がわかり、
- これからの大切な時間を無駄にしなくてすみ、
- 嬉しくって、毎晩、赤本を抱いて寝たくなるw
です。
ぜひ最後まで読んでみてください。
『過去問』は8割の成果を生む大切な2割
高校受験なら中学校で習う3年分、
大学受験なら高校で習う3年分という
膨大な量が試験範囲です。
これを受験勉強期間という限られた時間で
網羅的に勉強するのは事実上不可能です。
時間が足りません。
また、学校や地域によって
『傾向』も違いますので、
やみくもに勉強しても、
試験には出ないところを一所懸命やっている、
なんて事にもなりかねません。
過去問には、
『傾向』
が隠されています。
パレートの法則というのがあります。
大切なものの8割は全体の上位2割から産まれているというものです。
過去問はこの大切な2割となるのです。
ところで、パレートの法則とは?
ちょっと過去問とは話がそれますが、
『パレートの法則』についてちょっと触れます。
イタリアの経済学者の
パレートが発見したとされる
『経験則』です。
ウィキペディアからの抜粋ですが、
具体的な例は以下のようなものです。
- 売上の8割は全顧客の2割が生み出している
- 商品の売上の8割は、全商品銘柄のうちの2割で生み出している
- 売上の8割は、全従業員のうちの2割で生み出している
- 仕事の成果の8割は、費やした時間全体のうちの2割の時間で生み出している
簡単にまとめると、
”全体の数値の大部分は、全体を構成するうちの一部の要素が生み出している”
という事です。
80/20の法則とも言われています。
これを勉強に当てはめて考えると、
”重要な2割”で、”点数アップの効果”の8割が得られる
という事です。
この8割の効果となる
重要な2割が『過去問』なのです。
過去問は何度も繰り返しやること
傾向は、『傾向』のページにもありますが、
そこを読んでいるだけではちょっと足りません。
”重要な2割”となる『傾向』を
『過去問』から得るには、
”コツ”がいります。
それは、
繰り返し
です。
過去問を繰り返し繰り返し解いて
”肌で感じ取る”
ということをしてください。
何度も何度も繰り返して
「あ、三角形の相似の証明問題は、◯◯するものばかりだな」
「英語の問題は、ほとんど”下線部を和訳せよ”だな」
「物理の力学には毎年”慣性モーメント”の問題が出ているな」
など自分で感じるまで
繰り返し過去問を解くのです。
こうする事で、
問題の傾向が血となり肉となり、
揺るぎない自信にもなっていきます。
最低でも3回、
可能なら6、7回と
繰り返すのがいいと思います。
まとめ
まとめます。
- 勉強にもパレートの法則、80/20の法則が適用できる
- 過去問には8割の効果を生み出す、重要な2割が含まれている
- 最低でも3回繰り返し解いて、問題の傾向を”肌で感じる”事が大事
となります。
過去問の使い方はこちらの記事を参照してください。
最後まで読んでいただき、
ありがとうございます。
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