聞き流し学習で英語のリスニング力をアップするためには?

こんにちは。
オンライン家庭教師の伊藤文嗣です。

入試、模試、そして英検やTOEICなどの資格試験で必ずあるリスニング。

日本に住んでいる限り、耳からのインプットの機会はほとんどありません。

そこで、様々な教材があるのですが、その中には、
「聞いているだけで効果がある!」
なんて”聞き流し”学習なんてものがあります。

でも、あなたはこんな風に不安かもしれません。

「聞き流し」って、本当に効果があるのだろうか
効果があるなら、そのための何かコツみたいなものがあるのだろうか
効果的なオススメ教材とかないのだろうか

この記事はそんなあなたのための記事です。

  • 本記事の内容は
  • 効果のある聞き流しをするために気をつけることがわかります
  • 効果のある聞き流し学習の具体的な方法がわかります
  • 聞き流し学習をするためのお手軽な教材がわかります。

私自身、TOEICの合計点が390点程度だったのが、リスニングだけで495点となりました。

そこで気がついたこと、効果があったこと、効果がなかったことなどを記事にまとめてみました。

聞き流し学習は効果があります

ズバリ、聞き流し学習には効果があります。

ただし、それには条件があります。
それは、聞いている英語を”理解できている”こと

聞いている英語を理解できなければ(少なくとも理解しようとしていなければ)、その英語は、風や波の音と同じです。

つまり、聞き流しが効果を示すには『英語を聞いて理解できている』が大前提です。

「はい?」…ですよね。

「それができれば苦労しないよ〜」
という声が聞こえてくるようです。

なので、以後は、聞き流しが効果的になるために、『英語を聞いて理解できる』ようになるための内容を書いていきます。

聞き流し学習に効果がある根拠

その前に、聞き流し学習が効果がある根拠を確認しましょう。

それは、インプットの量が圧倒的に増えるからです。
だから、聞いている英語の理解が必須なのです。

海外に在住したことがある人のほとんどは、英語を聞き取れるようになってます。
これは、日本にいるときと比べて、圧倒的なインプット量が得られるからです。

想像してみてください。仕事でアメリカに引っ越しました。家は会社が用意してくれました。
でも、家があるだけ。電気も水道も使えません。

電話で英語で意図を伝えられなければ、電気もガスも水道も家に引くことができません。
死んじゃいます。

そんな環境で、テレビやラジオからは英語…
新聞も英語…
会社で話す同僚も英語…

夢も英語になるのにそれほど時間がかかりません。

おそらく最初の数ヶ月で、日本で得られる10年分以上のインプットがあるはずです。

聞き流し学習は、そのギャップを埋めることができます。

聞き流し学習が効果を出すために3つの気をつけること

聞き流し学習が効果的になるために、聞いている英語を理解する。
そのために気をつけることは3つです。

  1. 少なくてもいいから毎日やる
  2. 必ず書く
  3. 必ず言う

です。それぞれ説明しますね。

少なくてもいいから毎日やる

英語だけでなく、勉強・学習で一番大切なものは『継続』です。

どれだけいい教材、いい勉強法でも継続できなければ意味がありません。

そして、継続のためには、やることを”小さく”することです。
「これって効果があるの?」
って思えるほど小さくしちゃっていいです。
3分でもいいから、いや、リスニングの勉強をするために机に座るだけでいいから、必ず毎日やってください。

この小さくやるコツの素晴らしさは以下の本が参考になりますよ。

amazonリンク:『小さな習慣』スティーブン・ガイズ著

必ず書く

『脳トレ』などで有名な川島隆太氏によると、「手書きで文章を書く」という行為は、脳の前頭前野を活性化させるそうです。

つまり、手を動かして書くことが、学習に効果があるということです。
具体的な方法は後で書きますが、聞き取った英語は、できるなら書き取ってください。

必ず言う、しかも、聞こえたとおり言う

リスニング=聞き取る力
つまりインプットだと考えるとアウトプットの大切さを見落としてしまいます。

リスニング力をあげるために、実は一番大切なのが、『発音』なのです。

というのも、人間は”自分で出せる音”だけしか”聞き取る”ことができないからです。

とても大切なことなので、自分が体験した例でお話しします。

自分はアメリカに住んでいたことがあります。
アメリカに渡ったときはTOEIC390点台なので、英語は全く聞き取れません。
その後、必死の努力(笑)と、創意工夫満載の勉強法で3ヶ月ほどで、テレビやラジオで流れてくる英語も余裕で聞き取れるようになりました。

そして、アメリカに渡って1年ほどたった頃、ハリー・ポッターのDVDを見ました。

英語が聞き取れるので、吹替えでなく、英語で見てました。
ところが、何をいっているのかほとんど聞き取れないのです。

よくよく聞いてみると、ハリー・ポッターの出演者はイギリス英語の発音をしています。

自分の英語はアメリカで鍛えられたので、イギリス英語の発音は日本にいた頃と進歩がありません
だから、発音もできません。

つまり、イギリス英語のリスニング力は、日本にいた頃と変わらなかったのです。

もう一度いいます。

人間は”自分で出せる音”だけしか”聞き取る”ことができないので、リスニングの勉強で一番大切なのは『発音』です。

効果的な聞き流し学習の具体的な方法

以上から、効果的な聞き流し学習の具体的な方法は以下のとおりです。

  • まず聞く
  • 聞きながら書き取る。
  • 書き取った英文とスクリプトの答え合わせをする
  • スクリプトを見ながら、教材に合わせて言う
  • 最後にスクリプトなしで、教材に合わせて言う

個別に説明します。

まず聞く

スクリプトなしで一度聞いてください。

聞くだけでいいです。
聞き流しですが、集中してきいてください。

聞きながら書き取る

次に、同じ英語を聞きながら書き取っていってください。

途中で教材を止めて、書き取っていってください。

知らない単語、綴りに自信がなければカタカナでいいです。

とにかく手を動かして書き取っていってください。

書き取った英文とスクリプトの答え合わせをする

スクリプトと答え合わせをしましょう。

知らない単語、カタカナにしちゃった単語は辞書を引いてください。
でも、単語カードを作ったり、何度も書いて覚えるみたいなことは、ここではしなくてもいいです。

ただ、わからなかったままにだけはしないでください。

スクリプトを見ながら、教材に合わせて言う

次は、スクリプトを見ながら、教材に合わせて言ってください。

ポイントは、教材の通りの発音・音・イントネーションで言うことです。

帰国子女・ネイティブスピーカーになりきって、ジェスチャー付きでやっちゃってください。

そう、誰かに見られたら恥ずかしくなるくらいでなければいけません!

スクリプトなしで、教材に合わせて言う

最後にスクリプトなしで、教材に合わせて言ってください。

ここまでできたら、その教材は『聞き流し学習』に使えます。

電車での移動中、トイレやお風呂で聞き流ししてリスニング力のアップにつかってください。

聞き流し学習につかえるオススメ教材

最後に、教材についてお話しします。

先ほどの方法を読んでお気づきかとおもいますが、『スクリプト』が必須です。

そこは注意してください。

中学生・リスニング力がほとんどない人向け

まず、学校の教科書に付属のCDやDVDを使ってください。

ここがクリアできることが絶対条件です。

教科書レベルをクリアしたら…

市販の教材を使うのもいいですが、オススメはYouTubeなどのネット動画です。

「聞き流し 初心者」で検索すれば、聞き流しで勉強がやりやすいような構成になっている動画がたくさん見つかります。

注意は、『ネイティブスピーカー』が話しているものを選んでください。

『発音』が一番大切と理解しているあなたには、その理由はもうわかりますよね?

個人的なオススメは『アメリカ大統領のスピーチ』です。

移民立国のアメリカには、英語が母国語出ない人がたくさんいます。

だから、大統領はそういう人たちにもわかるように、クリアな発音で、絶妙のスピードでスピーチをします。
これが、英語学習者にとってはぴったりなレベルなのです。

内容も時事問題があるので、社会の勉強になるかもしれません。

YouTubeでいっぱい見つかるので探してみてください。

今回は思い入れのあるトピックなのでかなりの長文になってしまいました。

でも、リスニングの勉強に困っている人にはかなりためになる内容になっているはずです。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

こんな感じで、勉強のやり方にこだわったオンライン家庭教師をやってます。

お子さんの学習・勉強に不安があったらお気軽にご相談ください。

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