勉強の方法

誘惑に勝ち勉強に集中する方法

こんにちは。オンライン家庭教師の伊藤文嗣です。

受験勉強をしていて、

  • 「少しだけなら」と誘惑に負けてしまいだらだらとSNSや動画を見てしまう
  • すぐに飽きてしまって、勉強が続かない
  • 場所を変えればと思ってカフェに行くのだけれど、お金が...(T_T)
  • 誘惑に勝つ方法を調べてみても、「やる気」とか「根性」の話しみたいで自分には合わない…

こんな悩みはありませんか?

✓本記事の内容は

そんな悩みをもつあなたに

  • 誘惑に勝ち勉強に集中する方法をお伝えします
  • そもそも、なぜ誘惑に負けてしまうか理由がわかります
  • 理由がわかるので、自分の状況に合った対策がとれるようになります
  • むずかしくないので、すぐできます

今回ここで紹介する「誘惑に勝つ方法」は、「科学的根拠がある」とされているもので、本人の”やる気”とか、”根性”のようなあいまいなものに依存しない方法です。
実際に、生徒さんや周りの大人にも効果抜群の方法なのでご期待ください。

誘惑に勝ち勉強に集中する方法

誘惑に打ち勝って勉強に集中する方法は、Googleで検索したら山ほど出てきます。
なので、その中からあなたに合ったものを見つければいいのですが、それではこの記事の意味がありません。

このあと、具体的な方法も書いていきますが、その前に、「そもそも、なぜ誘惑に負けてしまうのか」その理由について考えてみましょう。

誘惑に負けてしまう理由

誘惑に負けてしまう理由は主に3つあります。

① 人の目がない

人間、とくに日本人は「他人に見られて恥ずかしい」と思うことはできません。

  • 「受験生なのに勉強していない」
  • 「そんな格好で漫画なんか読んでる…」
  • 「あいつ、歌を歌ってるよw」

人の目があったら気になってできないことほど、やってみると楽しかったりします。
だから誘惑に負けてしまうのです。

また、「人」「他人」という言葉の考え方が「友達」や「家族」のように狭い人は、図書館や喫茶店でも「人の目がない」ことになるので、
せっかく外で勉強しているのに誘惑に負けて勉強できなくなってしまいます。

② 目に飛び込んでくる情報が多すぎる

あなたの勉強部屋を見てください。
そこは勉強だけでなく、生活するためのスペースであるはずです。
だから、ベッドや布団、本、テレビなど、勉強以外の「もの」がいっぱいあるはずです。

さらに、最近はスマホから、音や光などで「通知」までしてくれます。

人間は「視覚」からの情報に過敏に反応します。
これは、太古の昔、とても弱い存在として自然の中で生きのびるために獲得した生存本能みたいなもんです。

だから、目に飛び込んでくる情報は無視できず、とりあえず反応してしまいます。
それが誘惑に負けるきっかけとなるのです。

③ そもそも何かを「始める」こと自体が難しい…

もう廃止されて久しいのですが、スペースシャトルを思い出してください。
でっかい燃料タンクに、補助のロケットエンジンなど、最初に動き出すためには多くの『エネルギー』を必要としますが、それらは宇宙に出る前にすべて捨ててしまいます。
動き出したら邪魔なだけで必要ないのです。

つまり、何かを始めようかと動き出すのは、その後それを続けるときと比較して、膨大なエネルギーが必要になるのです。

誘惑に勝ち勉強に集中する具体的な方法

誘惑に負ける理由がわかったので、誘惑に勝つ方法は簡単です。

人の目が無いのなら、作ればいいのです。
目に飛び込んでくる情報が多いなら、それを抑える環境を作ればいいのです。
始めること自体が大変なら、簡単に始められるように準備すればいいのです。

以下にそれぞれ説明します。

① 『人の目』のある場所にする

一番簡単な方法は、自分の部屋を出て、『人の目』のある場所で勉強をすればいいのです。

具体的には『図書館』『カフェ』『学校や塾の自習室』です。
音に敏感でなければ、『公園のベンチ』なんてのもありですね。

この中でも一番のおすすめは、『自習室』です。
文字通り『自習』する場所なので、環境が整ってます。
周りには、勉強する同年代の人がいるの刺激になります。
さらに、勉強中にわからないところがあったら、先生に質問することもできるかもしれません。

あなたの通っている学校・塾に、『自習室』がないか確認してみてください。

どうしても自分の部屋で勉強しなければならない場合、ちょっと変わった方法ですが、
家で勉強している様子をYouTubeなのでLive配信してしまう、という方法もあります。
プライバシーに十分注意する必要がありますので、よく調べて慎重にやってください。

もっとお手軽な方法としては、勉強机の前に鏡をおいて、自分が映るようにすることです。
擬似的にあなた自身を『他人』にするわけです。

② 勉強机まわりを整理する

何らかの事情で、自分の部屋の外で勉強できない、自分の部屋で勉強するしかないような状況であれば、勉強机まわりの環境を整えましょう。

そうすることで、視覚に飛び込んでくる情報を最小限にします。

具体的には、勉強机の周りを、勉強を始める前に整理します。
といっても、時間をかけて片付けてはいけません。
ただ、『整理』して『環境を整える』だけです。

具体的には以下のような手順でやります。

  • 大きなダンボールを用意する
  • そのダンボールに、これからする勉強に必要なもの以外のすべてを入れてしまう
  • スマホも、他の教科の問題集や参考書、教科書も全て、ダンボールに入れてしまう
  • 一段落ついて、他の勉強をするときは、2⃣をもう一回やる

大事な電話がかかってくるかもしれないなら、スマホを封印してしまいます。
スマホの封印については、次の記事を参考にしてみてください。

勉強机の周りには、これから勉強する以外のものがない状態にしましょう。
また、その環境を作るために時間を使ってしまってはもったいないので、『ただ、箱に打ち込むだけ』と、作業を最大限に簡素化しましょう。

③ 勉強を始めるためのステップを最小限にする

「さあ、勉強を始めよう」と思うと、「めんどくせ」と思うようになります。

なので、その第一歩を最小限にしてしまいましょう。
勉強をするのではなく、『机の前に座る』『やらなくてもいいので参考書を開く』『とにかく鉛筆を持つ』と考えるようにするのです。

勉強を終了する時に、次回勉強するところのノートや問題集のページを開いたままにして机においておくといのもおすすめの方法です。

それから、勉強は疲れる前にコマ目に休んでください。
たとえば、腕立て伏せを一気にやったら20回もできない人でも、5回やったら30秒休んで、また5回とやれば20回以上らくらくできるはずです。
勉強も同じです。参考になるのが『ポモドーロ・テクニック』という方法です。
25分勉強したら5分休むを繰り返す方法です。
以下の記事を参考にしてみてください。

今回は詳細を書きませんでしたが、ここで紹介した方法は科学的な裏付けがある話しですので、気になる人は調べてみてください。

今回は、『やる気』とか『根性』などというものに頼らない方法を紹介しました。
そういうのが好きな方は調べてみてください。

また、どうしてもやる気が出ない人は、こんな記事も書いていたので読んでみてください。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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