勉強の方法 Humanstars代表の思い

早起きして勉強した方がいい3つの理由

こんにちは。
オンライン家庭教師の伊藤文嗣です。

『早起き』と聞いてどう思いますか?

はい。きっと最近は早起きしてサッカーを見ている人も多いのでは?
(今日は、正直、勝つとは思っていなかったので、起きていたのに自分は見ていませんでした…)

AppleのCEOであるTim Cookや、
スターバックスのCEOであるHoward Schultzは朝4時に起きているそうです。

「早起きがいい」とはよく聞く話です。

でも、実際のところはどうなんでしょうか?
勉強に役に立つのでしょうか?

「早起きって勉強に効果があるのだろうか?」
「早起きできないから、そのコツが知りたい」
「たまにならできるけど、習慣として続けることができない」

お子さんの勉強と早起きに関してこんな疑問があったら今日の記事は役に立つはずです。

  • 本記事の内容は
  • 早起きして勉強した方がいい3つの理由
  • 早起きで得られる勉強以外の効果
  • 早起きするための3つの工夫
  • 早起きを習慣化するために覚えておきたい3つのこと
  • おまけ:夜だって勉強

私自身、サラリーマンを卒業して8年間、
基本朝4:30〜5:00起きです。

根性があるわけでもなく、意思が強いわけでもありません。

今日の記事を読めば誰でも早起きできるようになります。
是非お子さんにもその方法を伝えてあげてください。

早起きして勉強した方がいい3つの理由

勉強は朝やった方がいいとよく言われます。
それはなぜでしょう?

夜の勉強は、疲労が溜まりやすく、効率が悪い

ほぼ100%の学生は昼間学校で勉強し、部活動をして、家に帰ってきます。
夜は、そんな活動の後に来る時間です。

つまり、夜は疲労が溜まっている状態です。

こんな状態で勉強しても効率がわるいですよね。

気持ちも乗ってこず、結局勉強できずに一日が終わり…
なんてことがほとんどではないでしょうか。

疲れた状態で無理してやるより、朝起きてスッキリした状態で勉強をした方が効率がいいというのは言うまでもありませんね。

試験は夜ではなく朝だから

こちらもほぼ100%の試験は夜ではなく朝から昼、そして夕方までに行われます。

この時間に勉強すること・考えることを体に覚え込ませておくことで、実際の試験の時に集中できるようになる訓練になります。

「夜にならないとやる気がでない…」では、試験にベストの状態では臨めませんよね。

朝は誰にも邪魔されない

朝の時間(4時とか5時)は誰にも邪魔されません。

外を走っている車もほとんどいません。
本当に静かな環境です。
勉強を邪魔するテレビ番組もやっていません。
(テレビショッピングくらいですw)

朝、とくに早朝の時間は誰にも邪魔されずに勉強に集中することができます。

早起きで得られる勉強以外の効果

早起きのメリットは勉強だけではありません。
以下のような効果も期待ですのです。

1日が長くなる

朝5時に起きて、2時間集中して勉強したとしましょう。

でも、まだ7時です。

休日ならまだ5時間も時間があります。
平日でも、すでに2時間もウォーミングアップしているので、1時間目の授業からアクセル全開で授業に臨めます。

早起きすることで1日を有効に使うことができるのです。

気持ちが前向きになれる

朝は睡眠から目覚めるために、『ドーパミン』という物質が大量に分泌されます。
このドーパミンは快感や幸福感を生む物質です。

おまけに耐ストレスホルモンの『コレチゾール』もいっぱいなのが朝なのです。

この時間に勉強をして、「やったー!」って癖を付けると、気持ちが自然と前向きになれます。

早起きするための3つの工夫

いろいろメリットのある早起きですが、やっぱり

「でも、早起きって大変そう…」

と思われるかもしれません。

でも、大丈夫です。
早起きするためのコツ・工夫を紹介します。

夜早めに寝る、寝る時間を決めておく

当たり前の事ですが、早起きする一番の方法は、”早く寝る”ことです。

「いやいや、それができないから…」

ごもっともです。

だから、寝る時間を決めちゃってください。
「毎日○○時XX分に寝る」と決めちゃってください。

不思議なことですが、本気で決めると、脳は勝手に逆算して、

「あ、そろそろ風呂に入らなければ…」
「あ、そろそろ歯をみがかなければ…」

と気づきを与えてくれます。

必要な睡眠時間を決めて、起きる時間から逆算して、寝る時間を本気で決めちゃってください。

朝やる勉強を決めておく

目を覚ました時、

「えーと、起きたら何やろうかな…」

なんて状態だと、

「あー、面倒だし、寝よう」

と目覚まし時計のボタンを押して寝てしまいます。

だから、寝る前に

「明日起きたら、まず数学の○○をやろう」

とあらかじめ決めておいてください。

そして、それを机の上に置いて、
筆記具も用意して、
ノートは開いておいて、
起きて机に座ったらノーアクションで勉強に取りかかれるように準備して寝てください。

根性に頼っていては早起きはできません。
環境を整えて、早起きを妨害するものを少なくすることが大切です。

夜寝る前に、ゲーム、テレビ、携帯電話等をしない

「寝る時間を決めたけど、その時間に眠くならない」

はい。よくあることです。

そこで、まず、寝る間にゲーム、テレビ、スマホを見るのをやめましょう。

スマホやゲームなどのディスプレーから出ているブルーライトによる刺激は、眠気を催す『メラトニン』というホルモンの分泌量を抑えてしまいます。
その結果、眠くならないばかりか、眠った後の睡眠の質も悪くしてしまうのです。

また、テレビをみたり、ゲームをして興奮すると、やっぱり寝付きが悪くなります。

寝る前のテレビ、スマホ、ゲームは控えましょう。

早起きを習慣化するために覚えておきたい3つのこと

単発で早起きすることは実は難しくありません。

例えば、楽しみにしている旅行。
朝は早いけど、起きるのは苦にならなかったのではありませんか?

難しいのは早起きを習慣にすることなのです。

でも大丈夫です。
早起きを習慣にするために知っておくといいことをお伝えします。

夜に翌日の準備を済ましておく

新しいことを習慣にするには、それを可能な限り実行しやすくすることです。

だから、前の日にできるだけの準備をしておきましょう。

先ほど書いたように、起きたらする勉強を決めておくだけでなく、起きた後することを楽にできるように工夫しておきましょう。

着替えをあらかじめ用意しておく、
タイマーをセットしておいてエアコンのスイッチを入れなくて済むようにしておく、
など事前にできるだけの準備をしておきましょう。

ルーチンを決めておく

そして、起きたらすることも決めておきましょう。
『ルーチン』として決めておいてください。

オススメはこんな感じです。

起きたら→水を飲む→1,2分(可能なら10分)瞑想する→腕立て伏せとか腹筋運動とかちょっと体を動かす

瞑想についてはこちらの記事を参照ください。

起きた直後は、また眠りに戻りたくなる誘惑でいっぱいです。

だから、「何をしようかな…」なんて悩んで誘惑が入り込む隙を与えないでください。
毎日の行動をルーチンとしてあらかじめ決めておきましょう。

三日坊主を許す

とはいえ、できない日もあります。

だからできない日があっても

「ま、いいか」

というのを許してください。

完璧を求めすぎて、1日でもできない日があって、

「あー、もうダメだ」と諦めてしまうより、

三日坊主を何回も繰り返す、というのを目指してください。

おまけ:夜にやった方がいい勉強もあります

さて、ここまで早朝の時間の勉強を勧めておきながら、じつは夜にやったほうが効果的な勉強もあります。

それは、『暗記』です。

というのも、実は睡眠中に脳は記憶を整理します。
睡眠中に何を大切な情報として記憶しておくか取捨選択するのです。

だから、夜寝る前に、英単語とか漢字などの暗記科目に取り組むのがオススメです。

でも、それには、脳に記憶を整理するだけの十分な『睡眠時間』を確保することが大前提です。
睡眠時間を犠牲にして早起きを習慣にするのはやめましょう。

いかがでしたか?

そんなに大変な事ではないですよね?

まずは、明日起きる時間を決めて、今日寝る時間を決めちゃうところからやってみてください。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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