Humanstars代表の思い

『思い込み』について

こんにちは。

プロ・勉強コーチ
伊藤 文嗣です。

今日のテーマは、

『思い込み』

についてです。

 

『思い込み』というと、
悪いことだと思ってしまいがちですが、
それがすでにあなたの『思い込み』となってますね(笑)。

 

 

お子さんに対してどんな『思い込み』をしていますか?

さて、あなたはお子さんに対して
どんな『思い込み』がありますか?

「うちの子はできない」
「うちの子は集中力がない」
「うちの子は勉強しない」

いろんな『思い込み』があるかと思います。

 

その『思い込み』って
いいことなのでしょうか、
悪いことなのでしょうか?

 

 

『思い込み』がなかったからうまくいった話

まずは、
思い込みがなかったおかげで、
うまく行った例を紹介します。

 

ある大学の数学の教授。

生徒が全く授業を聞いてくれないので、
ちょっと「カチン」ときて、
生徒たちに”いじわるな”宿題を出します。

 

実は、当時はまだ解答が見つかっていない問題を宿題に出したのです。

 

当然、超超超難しいです。

 

ほとんどの生徒は
途中で投げ出してしまいましたが、
一人だけ、とにかく頑張って考えて、
一週間後には答えを出して提出しました。

 

驚いた教授が中身を確認すると、
見事に答えが導き出されているのです。

 

もし彼が、
この宿題は実はまだ誰も解けてない
と知っていたらどうだったでしょう?

 

「自分なんかにできるわけない」と思い込んで、
そもそも考えようともしなかったかもしれません。

 

「自分なんかに…」
という思い込みがなかったからこそ、
彼は”前人未到”の問題を解くことができたのです。

 

では、『思い込み』なんてない方がいいのでしょうか?

もう一つこんな話を紹介しますね。

 

 

『思い込み』が人を救った話

ヨーロッパの国(ハンガリーだったかな?)の軍隊が、
アルプスの雪山で訓練中に
悪天候により道に迷ってしまいました。

 

隊員たちは、これまでの訓練通り、
悪天候そ避けるために、
持っていた地図を使って
近くの山小屋を探しそこへ避難しました。

 

なんとか山小屋に着いて
「ほっ」と一息して地図を見ると、
その地図はアルプス(ヨーロッパ)ではなく
アンデス(南米です)の地図でした。

 

この隊員たちは、

「地図正しい」

と思い込み、
おそらく途中にあった
数多くの難題を乗り越えて
山小屋に到着し、助かったわけです。

 

 

大切なのは…

さて、この2つの話、
”思い込みがないからうまくいった”ことと、
”思い込みががあったからうまくいった”ことの
正反対のように見えますが、
実は共通なことがあります。

そして、これが何よりも大切なのです。

 

それは、

『”できる”と信じて途中であきらめなかった』

ことです。

 

大切なのは
『思い込み』の有無ではありません。

 

数学の問題を解いた学生も、
雪山で道に迷った軍隊も、
途中でやめずに最後までやりきったのです。

 

『思い込み』があるかないかは
二の次なのです。

 

 

さて、もう一度聞きます。

あなたはお子さんに対してどんな『お見込み』がありますか?

 

どんな『思い込み』があってもOKです。

間違いではありません。

 

ただ、お子さんが”できる”と信じて、
結果が出るまで励まし、
必要ならアドバイスをすることです
(代わりに勉強するわけにはいきませんからね)。

 

それが一番大切なことなんですよ。

今日はここまでです。

最後まで読んでいただき、
ありがとうございます。

また次回お会いしましょう。

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