Humanstars代表の思い

『目標設定』の落とし穴

こんにちは。

プロ・勉強コーチ
伊藤 文嗣です。

今日のテーマは、

『目標設定の落とし穴』

についてです。

受験勉強に限らず、
何事にも『目標設定』が
大切なことはよく言われます。

しかし、この『目標設定』、
気をつけないと落とし穴にハマり、
何もできなくなる危険性があるんです。

『目標設定』の落とし穴とは?

いろんな本や話を聞いて、
『目標設定』が大事だと言われ、
志望校やテストの点数など
目標を決めたことがある人は多いと思います。

では、質問です。

その目標、達成できた割合はどれくらいですか?

おそらく、
結構低いのではないですか?

といのも、
目標を設定しては見たものの、

  • 目標との現状のギャップにやる気がなくなる
  • 日々やることと目標がリンクしない

といった理由で
そもそもやる気が出なくて、
結局何もしない、
だから目標が達成できない、
そんな人が多いのではと思います。

例えば、
志望校を決めてみたものの、
心の中では「ムリムリ」
となってしまったりしてやる気が出ない。

あるいは、
英語の点数を取るために、
英単語を1000個覚える
と決めてみたものの、
実際1000個覚えたら
本当に点数が取れるのか確信が持てず、
やっぱりやる気が出ない。

だって、
英単語を1000個覚えたら合格できる、
ってわけにはいかないですからね。

この

『やる気』が出なくて何もできなくなる

というのが『目標設定』の落とし穴なんです。

じゃ、どうすればいいのか?

どちらも

  • ギャップにがっかりする
  • そんなことやって意味があるのか疑問に感じる

感じる、考えることが原因です。

だから、対策は簡単で、

”考えなければいい”

ということです。

考える前に何かやってみること。

例えば、
とにかく英単語を3つ覚えてみること、
とにかく過去問を1つやってみること。

そして、そのあとにちょっとだけ考えてみる。

「これで合格できるのか?」
「これで目標点が取れるのかな?」と。

で、「うん、いけんじゃね」なら、
そのまま、もう一度英単語を3つ覚えてみる、
過去問を1つやってみればいい。

もし、「いや、まずいんじゃね」っていうなら、
英単語の数を3つではなく10個にする。

あるいは、
ちまちま英単語を覚えるのではなく、
辞書を使いながらでいいので
とにかく英語の本を1冊読む、
みたいに抜本的に方法を変えてみるなど、
『行動』に変化を加えること。

『考える』、『感じる』ではなく、
『行動』に焦点を当てること。

そして、『行動』の後に、
ちょっとだけ考えること。

そして、可能なら、
この考えるときはお子さんだけなく、
親や先生もちょっとだけ助けてあげるとよりベターですよね。

でも、深く考えるのはダメです。

それが原因でまた行動できなくなり、
最終的にはあきらめてしまいます。

考えるのはせいぜい5分、
先生や親がアドバイスをするなら

「だったら、この問題集にしてみたら」

みたいな一言です。

これで目標設定の落とし穴にはまるのを
避けることができますよ。

ぜひお子さんに伝えてあげてください。

今日はここまでです。

最後まで読んでいただき、
ありがとうございます。

また次回お会いしましょう。

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