Humanstars代表の思い

子どもの勉強を『サポート』する(前編)

こんにちは。
プロ・勉強コーチ
伊藤 文嗣です。

今日のテーマは、

お子さんの『勉強』を『サポート』する

についてです。

お子さんとのコミュニケーション
工夫するだけで、
テストの点数はあがるんです。

 

 

 

子どもを『サポート』する3段階

勉強に限らず、
あなたのお子さんを『サポート』するのは
以下の3段階を踏むこととなります。

  1. 子供を”できる”存在として認める
  2. 子供は、自ら”成長すること”を望んでいることを認める
  3. 必要な時期まで、子供を信じて待ち、必要な『サポート』は何でもしようと柔軟に考える

今日から、3日間で
ひとつずつ説明していきます。

 

子どもを”できる”存在として認める

本日は最初の段階、

子どもを”できる”存在として認める

についてです。

まず、今の状況がなんであれ、
子供さんが、

”できる”

と認めてください。

 

勉強に関して言えば、
テストの点数が低くても、
それは、
点数のとり方がわからないだけなのです。

第一、そんなもの誰も教えてくれません。
このブログではそのうち書いていきますが…

また、勉強ってものが、
結局は”記憶力コンテスト”と知らなくて、
無駄な努力をしていただけ
なのかもしれません。

これも後々書く予定ですが
頑張りの結果が出るのには時間がかかります。
しかも、それまでは全く効果がないのです。

ただ単に、結果が出てない。

その理由は、そういうものだと
知らない。

ただ、それだけです。

 

 

”100%できない”は”100%できている”

何を言っているのかわからにですよね(笑)。

あなたは、お子さんが

「できない、できない」

と思っているかもしれませんが、
場合によっては、それって

”できている”

ってことではありませんか?
ということです。

 

私の息子の例でお話しますね。

プロフィールにも書いてありますが、
私の息子は『自閉症』という障害を持っています。
『知的障害者』でもあります。

そのため、
”できない”ことばかりです。

例えば、
シャツや下着ですが、
小学生の高学年になっても
後ろと前を間違えずに
着ることができませんでした。

そのたびに、

「違うぞ!」

というわけです。

毎回毎回、何度も何度も。

こう連発されると、
さすがの私も、息子のことを

”できる”存在

と認めることが難しくなってきました

 

「いい加減いつになったらできるんじゃ!」

と声を荒げたこともありました。

 

でも、ある時、
もう一度だけ”できる”存在として
見てみようとしました。

そして、気がついたんですね。

 

シャツの着かたの間違え、
なんとほぼ100%
必ず間違えていたんですね。

これってすごいですよね?

100%間違えるんですよ、
シャツの後ろと前の向きを。

で、考えたんです。

もし、息子が
シャツの前と後ろをわからずに
当てずっぽで着たらどうなるか、と。

 

確率的に50%。
つまり、2回に1回は、
正しく着れて、
2回に1回は間違えるはずです。

 

でも実際は、ほぼ100%
後ろと前は逆です。

ある意味、
わざとやっている
としか思えません(笑)。

 

で、思ったんです。

息子は、
シャツの後ろと前が
わからないのではない、と。

 

シャツの”前”を”後ろ”
”後ろ”を”前”だと思いこんでいるだけだ、と。

 

つまり、
息子くんが認識する世界では、
100%正しくシャツを来ていたのです。

息子くんは既に100%できていたのです。

 

これが、

”100%できない”は”100%できている”

ということです。

 

あとは、
その認識を正してあげればOKですね。

そうそう。
この認識を正すのは、

『サポート』

ですね。

 

どうですか?

あなたのお子さんが
”できる”存在として認めることができましたか?

 

今日はここまでです。

最後まで読んでいただき、
ありがとうございます。

では、また次回お会いしましょう。

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