Humanstars代表の思い

「うちの子は頭がいいのか?」と悩む前に

こんにちは。
プロ・勉強コーチ
伊藤 文嗣です。

今日のテーマは、

『頭がいいということ』

についてです。

ズバリ聞きますが、
お子さんには”頭がいい子”に
なって欲しいですか?

おそらくほとんどの方が

「Yes!」

と答えるかと思います。

あるいは、

「うちの子はそんなに頭がよくなくて…」

と思っているかもしれません。

 

でも、その前にそもそも

『頭がいい』

って何でしょうか?

 

今回と次回の2回に分けて、
『頭がいい』について
書きたいと思います。

 

 

テストの点数がよければ『頭がいい』のか?

まず”テストの点数がいい”ことは
『頭がいい』こととは、
あまり関係がありません。

どういうことでしょうか?

 

例えば漢字テストについて
考えてみたいと思います。

ここに、A君とB君の
二人の生徒がいたとします。

二人の点数はどちらも90点でした。

 

ところが、
漢字テストのために勉強した時間は、
A君は1時間で、B君は5時間でした。

 

どちらが頭がいいと言えますか?

 

いろんなご意見があるかと思いますが、

勉強時間の少ないA君

と考える人が多いのではないでしょうか。

 

つまり、テストの点数というのは、
頭がいいことの一部を反映しているに
過ぎないのです。

 

 

勉強時間が長いB君は努力家?

「でも、B君は長い間勉強した努力家じゃないの?」
と思うかもしれません。

 

はい。
長い時間頑張ったことを
否定するつもりはありません。

 

でも、努力家というのも曖昧ですよね?

 

ちょっとこんなことを考えてみてください。

 

実は、A君は
短い時間で漢字が覚えることができるように
漢字の覚え方について、
よーくよーく考えました。

A君の1時間の勉強時間のうち
50分は効果的な勉強方法を考える時間に当て、
漢字を覚えるのは10分でした。

 

さて、勉強方法について考えたA君も
努力家ということはできませんか?

どこかで、

長い時間頑張った=努力家

という思い込みがありませんか?

 

同じように

『頭がいい』

ということについても
いろんな思い込みがありそうですね。

 

そんなことも考慮して、
私は『頭がいい』ということを

物事を抽象的に考えることができること

としています。

 

次回はそのあたりを書いてみたいと思います。

 

今日はここまでです。

最後まで読んでいただき、
ありがとうございます。

また次回お会いしましょう。

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