こんにちは。
コーチングで成績アップの
伊藤 文嗣です。
前回の記事で、娘ちゃんのテストの点数が上がったことについて書きました。
しかし、”大切なこと”を書くのを忘れていました。
それは、
”テストの点数が上がったあと”
のことです。
今日はそれについて書きます。
娘ちゃんが得たものはなにか
親(つまり私のことです)の期待ほどんではなかったけど、いつも20点台の娘ちゃん本人にとっては、67点という点数は、とんでもなく”すごい!!”ものでした。
この結果娘ちゃんが得たものは何だと思いますか?
「やればできる」
という自信でしょうか?
確かに、それもあるでしょう。
でも、実はもっと大切な”得たもの”があるんです。
それは
望んでた結果が出ることの楽しさを知ってしまったこと
です。
脳科学者の茂木健一郎先生の本によると、
試行錯誤の末うまくいくと、『ドーパミン』という”ご褒美”神経伝達物質が放出され”快感”を得ることができます。
そして、試行錯誤、つまり一所懸命勉強したという行動と”快感”が結びついて、快感欲しさにまた”一所懸命勉強する”ようになります。
大切なのは、”うまくいく”という評価は勉強した本人の評価です。
だから親ができることは、勉強した本人が心から
「うまくいった!!!」
と思えるようにすることです。
たとえ進歩が小さくともその結果を褒めましょう。
努力のプロセスを褒めましょう。
親の基準ではなく、お子さん自身の基準をよく見極めないとできませんよね。
「たった1点しか上がらなかったのか…」
というのは、親の勝手な期待と基準です。
そうすれば、勉強そのものが”快感”となります。
繰り返し繰り返し少しずつ少しずつ”勉強する”という行動を強化していきます。
そして最後は”やらされる勉強”から脱することになっていきます。
実際、我が家の娘ちゃんは嫌いだった理科の宿題を積極的にするようになりました。
どうやら『ドーパミン』放出されたようですね。
今日はここまでです。
最後まで読んでいただき、
ありがとうございます。
また次回お会いしましょう。