『必要性』はとりあえずの『目標』でもいい

こんにちは。

プロ・勉強コーチ
伊藤 文嗣です。

 

以前の記事で、
何ができるようになるために必要な要素3つ、

  • 『熱意』
  • 『能力』
  • 『必要性』

をあげました。

 

学校での教育は、
『能力』に特化したものになってます。

その一方で、
実は大切なのが『必要性』で、
これがあれば熱意も自然に発生します。

だから、
お子さんが必要性を見つけられるように
親御さんが助けましょう、
そういう記事を書きました。

 

でも、実際に
お子さんが必要性を見つけるのは
簡単ではないのです。

 

今日は

お子さんが必要性を見つけるためのヒント

を書きます。

 

 

必要性を見つけるのが難しい理由

必要性とは、この場合、

「なぜ勉強するか」

つまり目的のことです。

 

少し前に書いた記事の『Why』になります。

参考記事1:Whyから始める
参考記事2:諦めきれないWhy

 

ただ、中学生や高校生にとって、
『人生の目的』にもなりかねない
非常に重たいテーマになってしまいます。

そこで、記事では、

「女子校の先生になってモテモテになりたい!」

みたいなものでもいい、
それでも、勉強する強い動機になると書きました。

 

 

そして、仮に『人生の目的』になるほどの
素晴らしい目的を見つけることができても、
それはお子さんの今後の人生を
縛りかねないので
本当にいいものかは疑問です。

 

小学生が、
イチローの卒業文集の記事のように、
プロ野球選手って決められるのは
ある意味すごいが、
その後の人生は

プロ野球選手になる

ことのみに縛られてしまいます。

 

これが
あなたのお子さんにとって
ベストなのかは正直疑問です。

 

 

それくらい必要性を見つけるのは
難しいのです。

 

そこで、一つの方法として、

”とりあえずの目標を考える”

という方法があります。

 

 

とりあえずの目標とは?

とりあえずの目標とは、
最終的な目標はわからないけど、
今の状況から考えて、
「とりあえずこのくらいは…」
のような目標のことです。

 

ただし、とりえずとはいえ、
”明確な”ものにする必要があります。

具体的には

  • 明確な達成するまでの日時を入れること
  • 数字を目標に入れること

が必要になります。

 

例えば、

「次回の英語のテストで80点とる」

なんてのがとりあえずの目標です。

 

 

とりあえずの目標のメリット

とりあえずの目標のメリットは、
それがあることで、

”何か行動をしなければいけなくなる”

ことです。

人は明確な目標が示されると、
自然にそこを目指したくなるものです。

 

なんの関係もないものであれば
気にもとめませんが、
テストの点数、暗記する単語の数、
目標とする問題集のページ数など、
自分の勉強に少しでもかすっていれば、
自然とそれを目指すようになります。

 

全くないよりも、
『必要性』が生じるわけです。

うまくすれば
強烈な『必要性』に
化ける可能性もあります。

 

ここで注意しなければいけないのことが
2つあります。

 

一つ目は、その目標、
例えば「次回の英語で80点」などは、

お子さんが自分で言ったもの

でなければいけません。

 

促したりしてはいけません。
自分で言うまで待ってください。

 

二つ目の注意点は、

その目標の目的である『Why』は敢えて聞かない

ことです。

 

きちんと『目標』を
自分で言うことができたら、
お子さん本人はその理由、
つまり『目的』も
自分自身でわかっているはずです。

 

どうせ”とりあえず”の目標なので、
それほど内容にこだわる必要はありません。

 

お子さんが、心の中で

”なんとなく”思っていること”

が言語化できればいいのです。

 

ここで、親が”話術”を使って
目標を”言わせる”と、
お子さんには

「それは自分の目標・目的でない」

と無意識に刻まれます。

 

その結果、そんな目標に向かって
行動(つまり勉強)することはありません。

 

なぜなら、その目標・目的は
自分のものではなく、
言わせたお母さんのものだからです。

 

お子さんが自分で言うまで”待つこと”です。

 

まとめ

まとめると、

  • 勉強をする『必要性』を真面目に考えるのは、子供にとっては難しい
  • なので、とりあえずの『目標』を設定することで、とりあえずの『必要性』を作ればいい
  • ただし、本人が自分で言い出した『目標』でなければ、十分な『必要性』は出てこない
  • だから親はお子さんが自分で『目標』を言い出すまで、じっと”待つ”こと

 

今日はここまでです。

最後まで読んでいただき、
ありがとうございます。

また次回お会いしましょう。